ゴメンもう無理! 早くも趣味に逃げる!
低能には続けられなかったよ……。
投資ってジャンルを舐めてましたね……。
書くなら専門的に書くべきなんですが、それだと最終的にはデータまとめて私見も交えて……という、既に投資ブログとして特化されきっている方々のデータをみれば良いだけの話であって。こんなブログを見る必要はないんです。
と、いうわけで。雑記というかなんというか、今日は私の趣味っぽいものについて書いていくこととします。むしろコンセプト的にはこういうのでひっかかった人を投資の道に引き摺りこんでいくスタイルでいくべきでしょう!(むりやり自己肯定)
あ、定期的に資産状況も書きますし、投資の話も書いていく予定ですよ。あくまでも投資系雑記ブログなので。
私はこの数年、ほぼ毎日続けていることがあります。ネットで小説を読むことです。
「時間無駄にしてるの? 馬鹿なの? 死ぬの? その分の時間を四分の一でも使ってれば何かの資格取れてたよね?」とでも言われかねませんが、まあこの趣味があったからこそあんまりお金を使わずに、いまの投資資金に回せているとも言えるので、どっこいどっこいじゃないでしょうか。じゃないかもしれませんね。
数年、と言ってますが、ネットで小説を読むこと自体はもう十数年前から始めています。朽ちかけたシスプリ二次創作を掘っては読み、個人サイトを回っては傑作に驚き、ブーン系小説を巡っては「これもう書籍化できるんじゃない?」というような作品とも出会いました。あとゴブスレが本になる前にも読みましたね。他にも色々と読みました。
そんな中で、何だかんだいって私が行きついたサイトが「小説家になろう」です。
いや、ありがちですけど。ありがちですけど良いサイトなんですよ。
どれくらい良いサイトかを手っ取り早く伝えるために、このサイトの運営会社であるヒナプロジェクトを紹介したネットの記事を載せておきます。
口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み (3/4) - ITmedia NEWS
もうタイトルからしておかしい。ブログ始めたからこそ思う。
なんだ10億って。しかも月間かよ。ここ数年でどんだけPV重ねたのか計算したくなくなるくらいの数字です。私のいまの総PV数とか5ですよ。
この「小説家になろう」というサイトは、どうしてここまでのPV数を叩きだすことができたのでしょうか?
最大の理由は、おそらく「ユーザーがコンテンツを生み出しつづけるから」です。
これが強い。本当に強い。何が強いかって、もう極論をいってしまえば「小説家になろう」は大きな変革を遂げる必要なんかないんです。だってユーザーが勝手に変革を遂げてコンテンツを生み出し続けるから。
トラック転生が流行ればトラック転生を、ミステリーが流行ればミステリーを、TSものが流行ればTSものを……といった風に、「小説家になろう」では流行が起こるたびにユーザーが流行に従ってコンテンツを生み出していきます。運営であるヒナプロジェクトは、あくまでも場を提供するだけです。規約等はもちろんありますが、なかには規約ギリギリを攻めるユーザーもおり、おおむね大らかな運営方針といってよいでしょう。そのおおらかな運営方針と、ユーザー同士の交流。最近では(といってももう数年前から)出版社と契約して書籍化することも多くなってきました。っていうか書籍化してるのに知らない作品まであったりします。(本屋さんに行ってないだけ?)
学生が読むようなサブカル作品しかないんだろ? と思っている方もいらっしゃると思いますので、そうした印象を避けておくために、私の読んだ中でも「これなら多少サブカルっぽさを感じるとしても、面白いとは思うだろう」という作品を幾つか挙げてみますね。
まずはこれです。「灰と王国」。これは書籍化されてますね。
無理やり分かりやすくするならちょっぴりダークなファンタジー小説ですかね。ゲド戦記が近いかな。とりあえずこういう王道のファンタジーもあるんだよってことで。
次はこれです。「陶都物語」。これはこれから書籍化されるみたいです。
これは端的に言えば歴史IFものです。サブカル系無料投稿サイトに歴史ものを載せられてもなんて思ってた私がするすると読み続けてしまっています。強い。
もしも現代日本人がタイムスリップしたら~系は最近のブームというよりは「戦国自衛隊」から続く日本のお家芸の一つなのではないでしょうか? 書籍化にあたっては考証担当の方にもついてもらったらしく、書籍版での展開もずいぶんと変わるのではないかと注目しています。
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ (1) (MFブックス)
- 作者: 理不尽な孫の手,シロタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/01/23
- メディア: 単行本
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挙げた中ではぶっちぎりでサブカルな感じであり、いわゆる王道の「なろう系」と言われても仕方のない作品が、この「無職転生」です。
しかしながら、この「無職転生」はなろう系の王道ではありません。ありえません。邪道中の邪道です。
なぜなら「どう見ても人非人な主人公」が「多くの人との繋がりや経験」を経て「成長」し、「最後に何を掴むのか」までを描ききった作品なのです。いやこれ文学作品ですよね。これ「成長」を抜かせば「人間失格」の要約っぽくないですか?(言い過ぎ)
っていうか文学作品なんて多くの主人公はもっとクソだろふざけんな
鬱でしか無い唐突な寝取られがある作品を高校の推薦図書に入れてんじゃねえ
なろうユーザーの方が「鬱要素があります」って配慮するだけ気が効いてるわ!
……熱くなりすぎましたね。良いところの紹介に戻ります。
長々と内容を書くのも逆にあれなので……主人公の妹であるアイシャのことをかきましょうか。
蛇足編に一時期だけ載っていたものの炎上したせいで消えてしまったアイシャ編は私の中では白眉でした。今までスポットライトの当たっていなかったアイシャという存在にフォーカスされたという意味だけでなく、ある意味ではあれこそが「無職転生」という作品の伝えたかったテーマの一部であった気もします。「無職転生」は文学だった可能性が微レ存……? と思った理由の一つでもあります。今は読めませんが。
第一章や第二章、くらいまでは王道の「なろう系」の展開を見せていた(と思う)ので辛い人には辛いかもしれませんが、そこを超えた先には、きっと主人公の「確かな人格の芽生え」のようなものをそこに感じることができるでしょう。
なんだかんだで一番文字数が多くなりました。こんな感じで読んでいった作品の感想なり、最新話の感想なり、お勧めの作品なりについての記事を書いていこうと思います。
いや、投資は続けますよ。