のあしぐまのぐだぐだ投資日記

株とETFだけじゃ資産が増やせねえ! ので色々やってみます。

買うのと売るのはどっちが難しい? 売り編

 やったー! 合計アクセス数が100超えたよー!>挨拶

 

 さて、話の続きですね。

 今日は「売り」についてです。

 あくまでも私の主観に過ぎないので、今日は特に役立たないと思います。

 

 

 

 

1.「売り」とは?

 

 保有している株式やETFを売ることです。ですが世には「先に余所から株を借りて売り、後で買って返して、その利ザヤを得る」という「空売り」というものがあるらしいですが、もちろん私はするつもりはありません。

 というかそもそも、私は株を売ったことが一度しかありません。日本株です。それも狼狽売りしかしたことがありません。いきなりあんな下がったら怖いよ。

 じゃあなんで「買い」と比べたんだと言われそうな気もしますが、とりあえず最後まで書かせて下さい。

 

2.「売り」の難しさって?

 

 一言で言えば、如何に高値で売るかです。

 どうすればできるか? いやこれこそ読めないんです。

 たとえば現在の米国株は高値圏です。数年前に購入していた方や、もっと極端に言えばトランプラリー直前に購入していた方は、いま売るのも十分ではないでしょうか。

 ただ一方で、トランプラリーの前にも十分に高値だと見込んで売った方もいらっしゃると思います。損はしていません。この方たちは「もう十分だ」と思った時点で売っていて、十分だと思うだけの利益を得ているはずです。利益を得ている以上、これだけだと「別に損はしていないんじゃないか」と思わなくもないです。私もそう思わなくもないですね。

 

 でも私は「買い」より「売り」の方が難しいと思っています。

 だからこそバイ&ホールド戦略なんです。

 

3. なんで「売り」の方が難しいと思うの?

 

 私が「売り」の方が難しいと思う最大の理由は、「売っていなければ良かったのに」という後悔が大きく響くことだと思っています。あるいは「あそこで売っていればこれだけ残っていたのに」という損切りですね。

 リーマンショックやらチャイナショックやらブレグジットやら、幾度ものショックによって何名もの先達ブロガーさんたちが生まれては消えていったそうです。

 この恐ろしいほどに続く上昇傾向も、恐らくはショックの前兆でしょう。

 こうしたショックを超えられない原因は、資産の大幅な減少……。

 

 ではありません!

 

 そもそも○○ショックやらなんやらで大きく下がったとしても、また上昇するのだから持ち続ければ良いのです。なんなら追加で買い増せば良い。来年だろうが再来年だろうが、○○ショックが起きたとしても米国の人口はそれほど変わりません。景気がどれほど悪くなろうが、ハンバーガーを食べなきゃ人は死んでしまいます。みんなが買えば、いずれは会社も立て直します。株価も持ち直すでしょう。

 分かっているんです。そこで損のまま確定するべきではないと。誰しもが分かっていた筈なんです。ですがそれでも確定して退場してしまうのは精神面の問題なのです!

 一回狼狽売りしてる奴が言うことが精神論かよ

 

4.終わりに

 

 周囲の圧力を、私たちは誰しもが感じたことがある筈です。

 日本では重力よりも重く感じる、 同 調 圧 力 

 その中には「株なんて博打をやるやつは駄目だ」というものも、あります。

 そうした圧力に逆らって、私たちは投資を行っています。

 普段ならば、ボックス相場の上下程度ならば、変わらず投資を行えます。

 ですがリーマンショックのような大きな下落相場に陥り、大きく底を突き抜け落ちた資産を見た時、私たちは平常心を保てるのでしょうか? 平常心を、保てないのではないでしょうか?

 そして弱り切った時、私たちの多くはその同調圧力に耐え切れません。

 そうして相場から離れていってしまうのでしょう。

 スポーツでも学問でも、ありとあらゆることにはメンタル面での好調が不可欠です。

 メンタルトレーニングのあれこれを持ち出すまでもなく、追いつめられた精神の中で地獄のような状況の中から希望を見出すことは非常に困難です。

 

 ですが、だからこそ。

 だからこそ、続けなければならないのです。

 そこで続けるという多大なリスクをとったからこそ、大きなリターンを得ることができるのでしょう。

 

 せめて少しでも希望を見出すために。

 勝つのではなく、負けないために。

 私はバイ&ホールド戦略で、米国ETFを買います。

 

 もしもの時は、多くの先達と同じように。

 ブログも、投資も、辞めるでしょう。