のあしぐまのぐだぐだ投資日記

株とETFだけじゃ資産が増やせねえ! ので色々やってみます。

『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(著:橘 玲)の中身は、ぶっちゃけ世の中にありふれていた。

 『なろう』の書評はとにかく反応が悪い(そもそも投資と『なろう』の読者層が違い過ぎる)ので、試しに新書の書評をしてみんとす。(古文調)

 あ、投資もほんのすこしだけ関係ありますよ。(精神論にすぎないけど)

 

 

 

いや、そりゃ綺麗な人の方が良いでしょ。

 

 美人とブスの美貌格差が3600万円だ、なんて書いてあるのはまあ置いといて。

 

 美人(主観)とブス(主観)ならそりゃあ美人を取るでしょう。他は条件が同じだったとして。(っていうかそうじゃないと純粋に比較できないよね?)

 

 ちなみに枕詞に『性格』をつけるだけで誰しもが「おっ、そうだな」って言うようになると思います。

 

 結局のところ、同調圧力やら規範意識やら倫理やらに邪魔されて言えないだけです。堂々と言うと顰蹙を買いますので。

 

 まあ逆に女性が「ブサイクとイケメンならイケメンに決まってるじゃんwww」なんて言うのは全く問題視されてないのは、日本ではよくあることなので特に言うことはありませんが……。

 

 ともあれ、この本に書いてあることのほとんどは、ある程度のデータに基づいて検証した上で書かれています。(逆に「ん? このデータは信憑性があるのかな?」っていうのもなくもないですが、そこまでは調べられないです)

 

 そこまでは皆知ってるんだよね。

 

 スヌーピーは言いました。

 「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ。」と。

 

www.motivation-up.com

 

 ぶっちゃけ初めて見た時は「コラかな?」って思いましたし、本物と知った時は「このワン公には一体全体、どこのハードボイルド小説の主人公が憑依してるんですかね……」ってなりました。

 

 ただまぁ、スヌーピーパイセンが言っていることは正しいです。

 

 この『言ってはいけない 残酷すぎる真実』は、多くの『言ってはいけない』事実を記載しています。

 

 ですが、だからといって、それがどうしたというのでしょうか。

 

『IQが高いと高収入』かつ『IQは遺伝する』。ゆえに『高収入の子どもは高収入になる』……?

 

 マシュマロテストを知っていますか? 幼児の前にマシュマロを1つだけ置き、「今から私はちょっと部屋を出るけど、私が戻ってくるまで食べちゃ駄目だよ」と言い、去り際に「戻ってくるまで食べなかったらもう一個あげるよ」という幼児をおもちゃにして楽しむ鬼畜な幼児の忍耐力を試すテストです。

 

 このテストに合格できた子どもと、そうでない子どもには生涯年収で結構な差がでているそうです。(確か別の本でみたような気がしないでもないです)

 

 この本に出てくるIQにそうした忍耐力も含まれているのかいないのかで、私の意見は変わってきます。

 

 ぶっちゃけると、私の投資法はまさにこのマシュマロテストだと思ってます。我慢して再投資、を続けていくだけなので。

 

 この投資法は大金が必要なわけではありませんし、テストで良い点を取れないとできないわけではありません。

 

 仮に私がこの投資法を続けて、なおかつ多くの資産を残せた場合、配当収入はそれなりのものとなるでしょう。

 

 これはIQが高いから、ということになるのでしょうか?

 

 このインターネット時代、それこそ「投資」で検索し、ちょちょいとサイトを巡り、「IPO投資」で検索し、また巡ると「投資信託」に辿り着き、そこから「米国株投資」に行きつきます。(実体験)

 

 これはIQが高いからですか? 欲に目が眩んだ人間が暇つぶしにネットを見ていただけなんじゃないですか?

 

 人間は遺伝が50%、非共有環境(友人関係とか)が50%でできているそうです。我慢強さがどちらからきているのか、あるいはどちらからともきているのかは分かりませんが、この我慢強さも知能指数に入れるのでしょうか。

 

 入れるのであれば、私の投資法も再現することが出来なくなります。というか、S&P500に投資するという投資の最終兵器を用いることもできませんね。すぐ使ってしまうので。

 

 ですがもしも入れないのであれば、または我慢強さの適性を後天的にでも身につけることで投資法を試すことができたのならば、たとえ低収入の人の子どもであったとしても「高収入」になるのではないでしょうか?

 

 たとえほんのわずかずつでも積み上げていくしかないんです。

 

 けっきょくのところ、「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ。」ということになるのですから。

 

 あ、けどそれとリア充への嫉妬は別です。それはそれとして理屈の上では納得しているけれども、だからといって感情的に納得できるわけではないので。おのれリア充!(笑)