のあしぐまのぐだぐだ投資日記

株とETFだけじゃ資産が増やせねえ! ので色々やってみます。

fate stay night heaven's feel 第二章 の感想を書いてたけどあげられてなかったみたいなので今さらあげる(ネタバレしかねぇ)

ネタばれ上等な感想ですし、ぶっちゃけこれカーマちゃん召喚のための触媒だから。


news.fate-go.jp



へへ……俺、無理して石30個集めたけどもう限界だわ……

これで出なかったら、潔く……(がくり)

もう30集めて回す……!(無課金兵なりの意地)



それでも良いよ。とりあえずお前なりの感想ってやつを読ませてくれよ。
場合によってはfate stay night heaven's feel 第二章の4DX版とやらを観に行ってやるよ。


みたいな人ならどんとこい。


先に言っておくけど、考察ではないぞい?


あ、あと投資先ですが、次は五月ごろにノバルティスを検討しています。(唐突)
よっぽど高くなければ、もしくは他にバリューがあったりしたら別ですが、とりあえず、今のところは。



Fateについてのおさらい(クマ主観)(異論は認める)



fate/staynightは少年が運命に出逢う物語であり、衛宮士郎という正義の味方を志す人形が人間になるまでを描いた話だ。

これはクマにとっての結論なので、異論は当然受け入れる。受け入れるし、きのこも「どのエンドも等価です」と言ってるのでセイバーエンドもUBWトゥルーエンドもUBWグッドエンドも良いものだ。

しかし作品としての構成を見た場合、やっぱりどうみたってHFトゥルーが完成形なのである。構成論から語ってしまうが、基本的に物語というのは「欠けている何かを障害を乗り越えた先にある何かで埋めるまで」を描くものだ。桃太郎なら育ててくれた恩を返すために鬼虐殺して宝分捕って父母にあげちゃうとか、まぁ、そんな感じ。

で、他のルートを見ても、正義の味方である人形を辞めた士郎なんて一人も居ないのである(正確に言えばHFグッドエンドも辞めてるが、でももう帰ってこないしノーカンで)

そもそも正義の味方なんて概念を、自分を削ってまで目指す人間なんて居るか? いや、そりゃ綺麗だけど、神話は創作だよ?

なんて、HFプレイ前まではどっぷりエミヤ病に浸かってたクソオタが言うことも無いんですけどね。まぁ、そこは置いておいて。

ある種の人間性を欠落してしまった士郎が個人としての愛情を元に、選別するという人間性を取り戻す。これがfate/staynightという物語であり、故にこそHFはグランドフィナーレなんですよね。とりあえずきのこはいい加減そろそろ月姫リメイクで信者増やしていこうか。(真月譚月姫から入ってニワカ呼ばわりされたのではよう本物を見せてたもれ)

なんか長くなりましたね。えっと、要するにfateって士郎の物語なんですよ。それはどのルートでも変わらないし、結局今までのアニメ化や映画化でもそこは変わってなかったと思います。

けど違う。第2章で確信する。

これは『桜のために』作られた物語だ。


www.fate-sn.com


www.fate-sn.com



「分かってる」製作陣に担当していただけてクマは超満足なのでした。

作品としての根本的な主軸ごと取っ替えてる感じすらあるというか、なんだろう、換骨奪胎的な?
こう書くと普通の四字熟語なのに更にHF感がマシマシですね!

クマにとっての間桐桜とは強さの象徴とも言えるものです。いや弱いじゃんとか言う奴はガンジーから助走つけて殴られろ。

あれだけの目に遭っていて、士郎から選ばれるまで、周囲を恨んでなかったという精神性が強さでなくてなんなの……? クマなら数百人は八つ当たりで犠牲にしてる。各地で次々とシュールストレミング開きまくって地獄見せてる。

セイバーは過去を悔いてるし、凜はできないと思ったら諦めちゃう。けど桜は想像を絶するような重みを背負ってなお生き続けるんです。重みを捨てないまま。いや、強いでしょうと。

これはFGOのネタバレにもなっちゃうんだけど、フォウくんも言ってたじゃん。単純な強さだけが強さじゃないんですよ。


キアラならORTを倒せるとかいう相性ゲーみたいな話はしてないからな!(台無し)

本編のネタばれ感想(時系列あいまい)(見なくても良い)(そのときクマが思ったこと)


さて、本編の講評こと、ここからはネタバレ時系列(うろ覚えなので違ったらサーセン。劇場に行って確認オナシャス)によるクマの感想オンパレードです。見なくて良いゾイ。

・あっ、こっから始まるんですね……。それにしてもやっぱり桜、可愛くない……?(ダメ人間)

・桜拉致。士郎ボコられるも反撃。やっぱり腹にジャンプ仕込まなくちゃな!

けどライダーさん、ただでさえ弱体化しててもめちゃくちゃ手加減してくれてるんだなぁ……怪力スキルあるんだからいくら弱体化してて腹にジャンプ仕込んでても貫通するやろたぶん……

ここで大胆に尺取ってワカメが疎外されて苦しんでるシーン入れるのも良いんですよ。分かります? 桜は間桐だからね。兄さんも描いての間桐桜なんです。ぶん殴りたくもどこか愛おしいクソ兄貴ですわ。

・桜の暴走(?)を吸血で抑えようとしたときは(まぁそうだよな、PG12だしな、原作版きてもな)と思いましたが吸血シーンが艶めかしい。クマはプレイしたことないけどあれ絶対パンドラの塔のリスペクト。きのこプレイしたことあるって日記に書いてたもん!

・イリヤと遭遇。このコミカルさに癒される。ホンマこのルートのイリヤは聖母やで……。

・鍵のシーン、オリジナルなのに既視感がある感があるとか最高かよ……いい演出だぞ……最高だぞ……

・イリヤのさ、このさ、慰めるところ……なんでだろう、俺まで胸が熱くなっちゃった……ごめんなさい……ありがとう……

・あれ? もうレイン? 早くない?

このときの血を吐くような宣言が良いんですよ……分かる? 分かるな。分かれ(強制)

・バーサーカー先生……! ご指導ありがとうございます……!
今回のバトルシーンはここでほぼ終わりだと思え! その分こっちも全開でやるからな!と言わんばかりの圧巻のド迫力。そして全盛期のアーサー王、もう兵器やんけ。そりゃ炉心回してビーム撃ってりゃ良いんですよとか言われちゃうわ……。
それに対抗する大英雄……あんた漢だよ……

・アーチャーの士郎とイリヤの扱いの差がほんと草

影が凜の隣に来たときのゾッとする感じ、ぐぅ凄かった。

そしてさりげなく、この時に士郎の瞳に盾が焼き付いてるんだよね。流石です。

・姉さん呼びされた凜さま可愛い。

・最終章への布石ラッシュ凄いな。

・花の唄のインストが流れつつの場面進行。さりげなくイリヤと並んで歩いているところでローレライを思い出しました。
 ありがとう、ありがとう……。

・思い出を盗らないでが辛い……切に……! 良いぞ製作陣……!

そして、なぁんだ、所詮はPG12よのうと油断していたクマをあっさりと斬り殺して桜は思いを遂げました。

・かと思えば唐突に。
あのお城で描かれたイメージシーンはこういうことですかよ……!
文章だけではふわふわしすぎていたイメージが裏返すだけでこの上なく陰惨だ……! その上で分かりやすいにもほどがある……! ほんと演出家に恵まれたな……!

慢心王、そういうとこだぞ。(コミカルスプラッタ)
あと、あーんがどこか可愛らしかった。(小並感)

・さりげなく、このときの藤村は素晴らしい働きをしてるんだよな。イリヤを動かしてる。けど本編だと士郎から聞くんじゃなかったっけ? あれ?(うろ覚え)


・さて、薄々分かってはいた士郎でしたが、もう無理でした。
目を逸らせなかった。自身の夢である正義の味方。その倒すべき悪こそが、間桐桜だということから。


凍てついた心で、暖かい夢を思い浮かべる…………からのcv下屋則子による怒濤の先輩ラッシュ
クマも思わず士郎と一緒に哭きそうでした。


・桜側にも強く感情移入していたからか、プレイ時にはざまぁワカメと思っていたのが思わず線がプツリと切れたかのような喪失感が……よりにもよって憎いけど、肉親じゃないけど、兄さん殺しちゃった内心は、推し量れそうにないほどに、重い。


あの仲間外れにされた影が気になる。あれは桜の良心なのか、それとも吸収したワカメなのか……なんの比喩なんだろうね。


・そして流れるI beg you.
クマ的にはこっちより花の唄の方が好み(直球)
だけど内容には凄く合ってる。いやマジで。合うなぁ……(恍惚)


あと最後まで誰も席を立たなかったの、みんな訓練されたオタだなって思いました。(唐突)


最終章が20年の春なのがまた憎いね。逆に憎い。長々と待たせてもう! とか言えないやん。もうわざとやん! 演出完璧ィ! 季節まで使うとか……もう……日本人の心揺さぶるのやめてぇや……ほんにいけずやわぁ……(発狂)


ファッション無職のクマですが、その頃はどうなってるんでしょうね(唐突に現実に墜ちて終わる)