初心者がドルコスト平均法で投資すべきたった一つの理由
絶好調(ガストノッチ)! のあしぐまです。
今日はさっそく、なぜ初心者はドルコスト平均法で投資するべきなのかについて書いていきます!
一括投資法とドルコスト平均法について
たとえばあなたが1000万円持ってるとします。
これを一度に全額投資するのが一括投資法です。
毎年50万円ずつ、20年間買っていくのがドルコスト平均法です。
もちろんこの数字は仮ですので、別に毎年100万円を10年でも毎月50万ずつでもドルコスト平均法には違いないと思います。徐々に一括投資に近付いていくだけで。
そんな一括投資法とドルコスト平均法、どちらが良いのか結局分かりませんよね?
ぶっちゃけ市場の波とタイミングによって変わるとしか言いようがないんです。
どちらかといえば一括投資の方が有利だ、という声の方が強いかもしれません。
「(中略)なぜかっていうと、毎月少しずつ買うと、分けて買う分、購入手数料が余計にかかる。それに、仮に毎月5万円ずつ分散して投資したとすると、3年以上君のお金を働かせずに寝かせておくことになる。投資額を決めたら、速やかにその状態を作るのが合理的なの」 難しいことはわかりませんが、お金の殖やし方を教えてください! 著:山崎元 大橋弘祐 P180より
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投資界隈では有名な山崎元さんもこう言ってます。
少なくとも複利効果をより享受できるのは一括投資ですから、どちらかといえば一括投資の方が有利なのでしょう。
ドルコストか一括投資かという愚問 | シーゲル二郎の貧乏投資日記
シーゲル次郎さんもこの記事でこう言ってますしね。
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それでも初心者にドルコスト平均法を勧める理由
で、本題です。
そうですよ? ここからが本題です。
なぜドルコスト平均法なのか?
それは偏に初心者は投資に慣れていないからです。
ちなみに言えば私も初心者なのでドルコスト平均法です。
慣れるも何も実際に一括投資の方が得をするんでしょう? なんて思う人は、ちょっと想像してみてください。
一括投資です。つまり、100%です。
貴方が持っているお金。その全てが増えたり減ったりするのです。
株式投資というのは、だいたい15~20年以上保有することによって確実なプラスが見込まれるとされています。
その間、何回調整や暴落があることでしょう。もしかしたら、意味も無く誰かがミサイル飛ばしてうっかりやらかしちゃってあんなことやそんなことが起きた結果暴落するかもしれません。電磁パルスはヤメテ!
で、そんなとき、果たしてこの言葉が脳裏をよぎらない投資家がいるのでしょうか?
「損切り」
そうです。これさえすればとりあえず損失はそこで収まります。
例えば貴方が500万円投資していたとして、10%の下げが起きたとします。その時の資産は当然450万円になっています。
1日経ちました。そこから更に10%下がりました。現在405万円です。この時点で当初の500万円から95万円のマイナスです。
いや、これ、逃げたくなるでしょ? 皆さんは全員アカギの生まれ変わりですか? 麻雀初めて数時間で代打ちの心を複雑骨折させちゃいますか?
たぶん怖くなっちゃうと思うんですよね。この上昇相場からの転落ですから。私も例外じゃないですしね。
その点、ドルコストなら同じ%でも額が違いますから、下がり具合も全く異なります。額が10分の1なら95000円のマイナスで済みます。
何年も経験を重ねていくことで、多少の増減も「ああ、よくあることだね」なんて流せるような胆力が身に付くだろうと思われます。ずっと上昇相場のままツッコミ終わっちゃったって人の場合は御免なさい。
実際はここまで下がったりしないだろうなんておっしゃる方もいるかもしれませんが、暴落はこれぐらい覚悟しておくくらいでちょうど良いらしいです。
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ドルコスト投資法のもう一つのメリット
先ほど胆力を得るための時間が得られるというメリットを挙げましたが恐らく読まれている方は。
「いや、それ言うほどメリットか?」
なんて思われる方もいらっしゃると思います。
安心して下さい。もう一つあります。それがこれです。
機械的購入。これにつきます。
下がっている時に保有するだけでなく、買い進む。つまりはナンピンです。
よく「ナンピンはするな」なんて言葉もありますが、たとえばVOOなんかの場合はナンピンして良いと思いますよ。
しても良いと言われても、それでも恐怖で投資できない……そこで投資できないばかりに、将来の果実を取り逃がす……。そうして後で喰えなかったと負け惜しむ……。
それは「覚悟」がないんじゃないかな、と。(言いたかっただけ)
それでも恐怖が身体を縛る。どうしてもそこで自分の意思だけでは勝負に出れない人も居ます。っていうか私とか多分そうです。
だからこそ! ルールを作るんです!
買い進むという「覚悟」は、必ずや「目標」を達成させてくれると信じましょう。
「数か月に一度購入する」なんてルールは補助輪にすぎません。しかし誰しもが最初から補助輪無しで自転車に乗れたでしょうか? そうであったのなら補助輪なんてものは発明されていません。鐙だってそうです。
少しの損なんて些細なものです。私はどちらかといえば暴落が起こる派です。その時に買い進むことで、目標達成の一助になればと思っています。
そして、これから株を始める方にも、少しでも長く投資家として共に市場に居続けてほしいと思っています。
自分に自身のある方は一括投資を、そうでない方はドルコストで。
一緒に米国投資、してみませんか?